1. カウンセリング
普段の姿勢、生活習慣から、疲れ、コリ、痛みの根本原因を探して
いきます。
2. 触 診
肩甲骨の歪み、背骨の歪みを見ていきます。
女性に多いのが肩こりで、胸椎1番から3番(肩甲骨のところの背骨)
がジグザグにずれている場合があります。腰痛の方に多くみられるの
が腰椎1番のずれですね。ちょうど脇腹の一番下あたりの背骨です。こ
こは胸椎から腰椎に変わるところで(背骨の変化点)歪みやすいところ
です。
脚の長さを見ます。内くるぶしを見てから、踵の位置を見ます。
脚の長さと、足首の歪みを見るためです。
足首を持ち上げ、カラダ全体の歪みと、どこにリキみが生じているか見
ます。気の流れが見えてきます。
3. 施 術
手に気を集中させ気功の手にします。(指先まで赤くなっているのが分かります。)
気が滞っているコリ、歪み、痛み、冷えに手を添えて行きます。
不調の根本原因を見つけ出しながら、施術していきます。
手の感覚で気の滞りを探します。気の巡りが良くなるとコリはふわっと萎む、
溶ける感覚です。
膝裏、ここは気が滞りやすいところです。疲れが気になる方、腰痛、膝痛
の方は固くガチガチのコリがあります。気功の手で、添えると血行が良く
なり、スッキリします。
手を少し離して行う方が効くときもあります。そのときの状況によって
使い分けます。
最近は女性の首こりの方が多く来院されます。ここもグリグリ押さず、軽く
手を添えてコリを抜いて行きます。
頭頂の百会のツボに、気功の手を添えます。アタマのリキみがとれてリラック
します。
背中、肩甲骨も軽く気功の手を添えると触れている指先が熱く感じます。
背中のコリが取れると呼吸が深くなり自然治癒力が向上します。
4. 自分整体・セルフケア
整体の効果が持続するように、自分整体・セルフケアのアドバイスをしています。
タントウ(立禅)の呼吸・イメージ・姿勢をもとに、日常でできるものを選んで
指導しています。
それぞれ不調具合が違いますので、そのときの状況によって指導内容も変えてい
ます。
下の写真は2回の施術と自分整体・セルフケア指導の結果です。
姿勢が大きく改善され、腰痛も改善されました。
タントウ(立禅)、気を練るには良いです。
素晴らしい健康法です。