恵比寿で気功療法してます。
マナブ整体院 院長のマナブです。
肩甲骨と背骨についている菱形をした筋肉の菱形筋、
これも肩こりの筋肉の1つです。
僧帽筋の下にある筋肉です。
肩こりの場合、表層の僧帽筋の固さだけに目を奪われ
て、その下にある、菱形筋のコリを見過ごしてしまい
ます。
整体、マッサージする側は、固かった肩、背中の筋肉
がほぐれたので、肩こりが大分良くなったと思いがち
ですが、表層の僧帽筋だけがほぐれその下にある、菱
形筋のコリがゴリゴリのままの場合があるのです。
大抵、肩こりでお悩みの方は、表層の筋肉だけでなく、
深層の筋肉のコリもコリまくっています。
逆に表層の筋肉だけを解しただけだと、深層の筋肉の
コリが明確になり、肩こりを強く感じてしまうことが
あります。
僧帽筋の下に隠れている、菱形筋のコリは肩こりを解
消するのに重要なのです。
菱形筋の主な働きは
・腕を横に上げる、下げる
・肩甲骨を背中に寄せる。(懸垂するときに強力に働く)
などです。
気を付けの姿勢で胸をはると、左右の肩甲骨が引きつ
けられます。そのときに、菱形筋を使っています。
常に緊張してこの姿勢でいると、菱形筋が疲れ、リキむ
のです。胸を張る姿勢が良い姿勢と思われがちですが、
良くないのです。肩こりの原因になります。
なんと言っても、パソコンのマウスですね。菱形筋に負
担がかかります。パソコン作業していると、顔を突っ込
むように画面を覗いてしまいます。その反動でマウスを
持った右手は縮こまり肩甲骨が背中側に出っ張ります。
菱形筋がリキみ、ぐりぐりのコリができるのです。
菱形筋のコリは、肩甲骨の付け根に現れ、重怠い、痺れ
るような感じがします。肩甲骨は、胸郭(肋骨)の上を
滑って動きますので、コリができると、なめらかに、動
けませんね。呼吸も上手くできません。
胸を張るのが良い姿勢ではありません。
胸に手を当ててちょっとへこませ、胸の緊張を取って
ください。
パソコンの画面に顔を突っ込むように見るのはやめま
しょう。お疲れのサインです。少し休憩してみては、
どうでしょう。
気を付けましょう。
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